今日もキャブレターなお話・・・・
昨日は簡単にスロー系を書いたので、お次はニードルを・・・
京浜のノードルをよく見てもらうをわかるんですが、
太くてストレートになってる所からテーパーに段々細くなって、
最後はまた細いストレートになってるの分かりますかね?
これがミクニのVMだと
細いストレート部分がないニードルなんか無いんですけどね。。。
(これが曲者で・・・・)
で、なんでこんな形してるかっていうと、キャブにセットしてカッタウェイを
上に上げていけば分かるんですが、
メインジェットからすい上がってくる燃料をその針で規制して、
必要に応じて燃調を変化させてるんです。
だからクリップで高さを変えてるんです。
ゆえにグラついてると正しいセッティングは出ないので、
スプリングやホルダーでしっかりニードルを抑えてるキャブなんてものありますね♪
俺はシムで抑えることなんてのもあります。
このシムをってのが中々よくって、2.5段なんて設定が出来たり♪
また、さっき書いたVMの針が曲者だってのは、
段数を変えることにより、最後のストレートがないから
メインジェットまで変更を余儀なくされちゃうの・・・・(苦笑)
だから俺は、最後がストレートな針が好き♪
(幅を持たせたいからね…)
また、ニードルってストレート部が1/100mmの差で
めちゃくちゃ変化しちゃうんですよ~~~。
それだけ精密部品なんです。
長さや太さやテーパーが違うニードル達・・・・
で、ニードルはアクセルが1/8~3/4回度のセッティングです。
まずは走らずに、回転に連動する感じでアクセルを開けてね♪
急に開けないでってことです。
薄ければ、燃料切れみたいな感じになるし、濃ければ重く上がります。
で、ある程度出したところで、実走行に・・・・・
この時もまだ急なアクセルはダメっす!
回転に応じた開け方してくださいね♪
大体3速位でやるといいかな~~~~。
一番パワー感があるところにセッティングします。
ってこれがうまく説明できないんだよね~~~。(苦笑)
しいて言えば、濃くも薄くもない場所で、エンジンが
「ちょうどいいよ~~~!」って教えてくれます!(爆)
早い話がメーカーのマルチバイクのあの感じ♪
スムーズにどんな開度からでも上がっていくでしょ!
で、今度はそこそこ急に開けてみます。
それで少しもたついで上がっていく位がベスト!
なぜなら加速ポンプも効いてない状態だから♪
ってここを補うのが加速ポンプの役目なんですよ♪
急にアクセルを開けてるもんだから、エンジンが燃料を欲しがるんです。
ゆえに、ニードル系セッティングの際に、は邪魔なだけ・・・・・
いくらでもアクセルコントロールで誤魔化せちゃうから・・・・・(苦笑)
まあ、こんな感じでニードルはセッティングしてみてくださいな♪
そうそう!要らないキャブのニードルは取っておいたほうがいいですよ!
長ければ切っちゃって使えばいいし、
太さだって紙やすりをノギスで変更できますから♪
今でこそ怪しいニードル職人さんが居るから、俺は大量なニードル持ってますが
昔はシコシコ削って、ピッタリなニードル作ってましたから・・・・(爆)
&カッタウェイが合わないキャブや
俺のビラーゴに付いてるスロージェットが固定なキャブなんかも、
ニードル1つである意味どうにでもセッティング出来ちゃってりします。。。
だから大抵のキャブを付けられてセッティング出来るって言えるんです。
ただ、バルブや排気量に見合った口径での話ですけどね。。。
デカイキャブ付ければ早くなるんじゃなくって、
デカイと最高回転までの到達時間が短くなるだけ・・・・・
(もちろん特性が変わるからパワーも変わるんですけどね・・・)
いい例がミニバイク耐久っすよ・・・・・
22パイにキャブを規制かけても早いでしょ!
まあ、それに見合ったチョイスしてるのもあるんですが、
それよりも、バルブからニードルまでの距離の距離の方が大事かな~~~。
まあ、この辺の話はまた明日にでも・・・・・
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